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London Art Week 2008 ロンドンアートウィーク特集
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現代アートをリードする27カ国151のギャラリーが集まる英国最大の美術見本市「フリーズ(Frieze)」が、今年もロンドンのリージェンツ・パークで10月16日~19日まで開催されました。15日のVIPプレヴューには、グゥイネス・パルトロウやアブラモヴィッチなどセレブが駆け付け、大変な賑わいを見せていました。またこの週は、「フリーズ・ウィーク」とも呼ばれ、ロンドン各地で様々なアートイベントが開催されアートを満喫できる年に一度のアートウィークなのです。
世界3大アートフェア!フリーズ
フリーズ・アートフェア
Frieze Art Fair
会期:10月16日~19日
場所:リージェンツ・パーク
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今年で6回目を迎えるフリーズ。会場であるリージェンツ・パークに建てられた仮設建築の中で151ギャラリーが出展、1000名以上の有名アーティストの作品を求めてアートファンやコレクターそしてバイヤーが世界中から一斉に訪れました。今年の仮設建築をデザインしたのは、有名建築家のカスロ・セント・ジョン。会場内は世界経済の悪化という背景も影響し、買いに走るという最近のフェアでよく見られた光景はなく、質の高い有名作家の展覧会を見て楽しんでいるような落ち着いた雰囲気。興味のある作家を見つけた人が本のコーナーに溢れ、こちらの売れ行きは好調の様子。
隣接するイングリッシュ・ガーデンではスカルプチャー・パークと呼ばれるフリーズ主催の屋外彫刻展示が行われ、今年の6月、スイスのアートフェアバーゼルのスカルプチャー・プロジェクトでも発表していたウゴ・ロンディオーネ(Ugo Rondione)やダン・グラハム(Dan Graham)、そして菅木志雄等、16人の作家の作品を前にふと公園を訪れた親子連れやカップルが作品の前で記念撮影をするなど、穏やかな雰囲気に包まれていました。
連日行列、不況知らずのズー・アート・フェア
ズー・アートフェア Zoo Art Fair
会期:10月17日~21日
場所:ロイヤル・アカデミー・オブ・アーツ
フリーズ・アートフェアより1日遅れて開催され、今年で5回目を迎えるズー・アートフェア。開始当初は、フリーズが行われるリージェンツ・パーク内にある動物園(Zoo)を会場としていたため、その名前がつけられました。昨年からは場所を代え、ロンドンの権威ある美術館ロイヤル・アカデミー・オブ・アーツで開催されています。ズー・アートフェアは新進作家の国際的なプラットフォームとして認知され、有名アーティストを扱うフリーズとは違い、6年未満のギャラリーから厳選された57ギャラリーの作品が展示されます。
VIPプレビューの10月16日の様子。会場はあまり大きくないため、入場規制のため長蛇の列が。フリーズではお高くて買うのはちょっと、と思う人や、将来有望な若手作家を探したいという人が連日列をなすという人気ぶり。VIPでさえ並ばないと入れません。
VIPプレビューの10月16日の様子。会場はあまり大きくないため、入場規制のため長蛇の列が。フリーズではお高くて買うのはちょっと、と思う人や、将来有望な若手作家を探したいという人が連日列をなすという人気ぶり。VIPでさえ並ばないと入れません。
エントランスの様子。お取り置きが多かったフリーズのプレヴューに比べ、初日に買う人の姿が多く見られました。
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エントランスの向かい側にあるパーキングスペースに、何気なく駐車されているこの車もフェアのプロジェクトの一部として展示されているもの。Hummer H3というヘビーな車のタイヤがワゴンの木製車輪というマシュー・ハリソン(Matthew Harrison)の作品。これをぜひ馬に引き連れて走ってもらいたい!
アートなインテリアが並ぶデザイン・アート・ロンドン
デザイン・アート・ロンドン DESIGN ART LONDON
会期:10月15日~19日
場所:バークレー・スクエア
アートと家具の境界線に位置する見て美しいインテリアが集まるデザイン・アート・ロンドン。残念ながら機能性には期待できない上に場所も取るので、アートを買うよりハードルは高い?かもしれませんが、アイデア満載のこのフェアからインスピレーションを得るには最適。 

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作品と大理石のベンチのデーブルとベンチが展示されたマーク・クイン(Marc Quinn)のコーナー。
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中央に立つとCCDカメラが作動し、読み取った顔が映し出されるという作品。
メディアの注目度№1 すべての作品全部無料!なアートフェア
フリーアートフェア Free Art Fair
会期:10月13日~19日
場所:ニューキュービックストリート
展示期間終了日、作品を全部無料であげちゃうという何とも奇抜なアイデアのフェアー。名前もそのまま、フリー(無料)・アート・フェア。好評だった昨年に引き続き、規模を拡大して今年も開催。参加アーティストのギャビン・ターク(Gavin turk)やステラ・バイン(Stella Vine)といった有名アーティストの作品もただ!なものだから、当然、寝袋を持参し徹夜で並ぶ人々が。そしてその様子をカメラに収めようと次々に取材が訪れます。
最終日の朝の様子。この時点ですでに30人ほどの人が並んでいます。
見たり、買ったり、もらったりと様々なかたちで楽しめる2008年のアートウィーク。世の中がどんな動きをしてようと、アートはアートで思いっきり楽しんでいるロンドン。日本では来年4月にアートフェア東京が行われる予定。日本のアートウィークにも期待したいものですね。
執筆:編集部
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