TOP > アートニュース >  アート情報

アートニュース 世界のニュースから 〜気になるアート情報〜

アート情報 アーカイブ

2009年6月に開催されるヴェネツィア・ビエンナーレ。
今回は新興パワーが目立ち、初参加が6カ国にも及ぶ。
中でも、アラブ首長国連邦のパビリオンの詳細がいちはやく報じられた。

キュレーターには批評家のトリダッド・ゾルガダー氏を迎える予定。
氏は2005年のシャルジャ・ビエンナーレの共同キュレーターもつとめ、『フリーズ』誌をはじめアートメディアで活躍中の人物だ。
コミッショナーは高名なアートコレクターでドバイ文化芸術機関の役員でもある、ラメス・ハムダン氏である。
また、パビリオンの設計はドバイのトラフィック・ギャラリーのディレク

>> more


ロシアのアートに特化したアートフェアが、今夏、ロンドンで開催される。
ゆくゆくはサザビーズ、クリスティーズらのロシアアートオークションに合わせて
年2回ほど行えるのが最終目的だそうだ。

現代アート、のカテゴリではいろいろなフェアや展示が多いのに比べ、いるのに対し、ロシアのアート、となると定期的なオークションはおろか、見る機会も少ない。こうした現状を打破すべく今回のアートフェアが実現した。

このフェアでは2000ポンド(約40万円)から4万ポンド(約800万円)の価格帯を中心とし、カンディンスキーやマーレヴィッチ、プーシキンの妻、ナターリア・ゴン

>> more


フランス国王の宮殿としてその名を馳せたヴェルサイユ宮殿。
ロココ美術の豪華絢爛な空間に、アメリカンポップアートが展示されたのは初めて。
「ジェフ・クーンズ ヴェルサイユ」展は賛否両論ではあったものの、注目度が高く12月14日までだった会期を約3週間延長し、1月4日まで開催された。

しかしその陰では、フランス王家末裔から展覧会の中止を求める訴えを起こされていた。フランス王、ルイ16世の子孫であるチャールズ=エマニュエル・ド・ブルボン=パルメ氏によると、この展示はフランス王家に対する侮辱、冒涜するもので、ポルノスターの宣伝ショーだ、と手厳しい評価。ブルボン=パ

>> more


昨日の2008年の展覧会ワースト5とは異なり、こちらはスタンダードな2008年レビュー。
今年のアートシーンを語るには外せない5人のアートピープルがARTINFOで発表された。

☆ダリア・ズコヴァ
今回のトップ5では唯一の女性。彼女は、オークションの高額落札常連客である億万長者、ローマン・アブラモビッチ氏のガールフレンド。二人がアートフェアに連れ立って彼女自身もアート好きで、ロシアの現代アートギャラリー、CCCモスクワのオーナーでもある。こけら落としのカバコフ展に続く第二弾はハンス・ウルリッヒ・オブリストの予定。ちなみに、

>> more


クリスマスも迎え、2008年も残り少なくなってきた。この1年にアート界で起きたさまざまな出来事をレビューする時期でもある。特に今年は、アメリカの金融危機に端を発したアートバブルの崩壊が始まるなど、アートマーケットの動きが活発で、各紙で多くのレビューや評論が見られる。

そんな中、一風変わったランキングが、テレグラフ紙の「2008年の展覧会“ワースト”10」。美術ライター、リチャード・ドーメント氏が独断と偏見で選んだ、今年の最悪な展覧会が10点あげられている。ベストではなく、ワーストを選ぶところがイギリス人らしいアイロニーか、はたまた今年の世情を表している

>> more


先日LACMAこと、ロサンゼルス群立美術館から合併案を持ちかけられていたMoCA、ロサンゼルス現代美術館が再生の一歩を踏み出した。

MoCAが選んだ道は、LAの実業家かつ慈善家エリ・ブロード氏の救済案を受け入れるというもの。
この案は3000万ドルの緊急援助資金を含む。さすが、米有力紙「ロサンゼルス・タイムズ」を含むトリビューン社の買収合戦にも参加した大富豪だけある。
ブロード氏の財団から1500万ドル、残額は、向こう5年間の展覧会実施のために、一年ごとに300万ドルが付与される。
ただし財政トラブルのあったMoCAの緊迫した財政状態が公になると

>> more


MoMA、テート・モダンに続く現代アートのメッカとなるのはレイナ・ソフィアらしい。                  レイナ・ソフィア王妃芸術センターは1990年にスペインの首都マドリッドに設立、28年の歴史を持つ。ちなみに先日、リチャード・セラの巨大作品を原因不明で紛失したことがニュースになった極めてラテン気質な美術館ともいえる。しかし、ピカソ『ゲルニカ』やミロ、ダリといった自国の巨匠はもちろん、近現代のコレクションでは非常に優れている美術館だ。

そんなレイナ・ソフィアが、よりグローバル化するために、美術館の方向転換を図っているそうだ。        今年の初めに就任したデ

>> more


LACMA、の略称で親しまれているロサンゼルス群立美術館は、アメリカ西海岸で最大規模の美術館。    現代美術ではジェフ・クーンズのマイケル・ジャクソンとバブルス像があり、日本の古美術など多岐にわたったコレクションで25万点の所蔵品がある。

このLACMAの私設評議員会が、業績不振で財政難に陥っているロサンゼルス現代美術館、通称MoCAとの合併を提案した。合併案には億万長者、エリ・ブロードの出資による3000万ドルの緊急援助資金が含まれている。

LACMAの所有者で運営費を出資している博物館協会は、MoCAの評議員会にLACMAとMoCAの運営とインフラ設備を統合

>> more


相変わらずの景気後退の中、クリスティーズはオークション出品作品の予想落札価格を安く設定、少なくとも10%は下げることを決定した。10%はあくまでも最低ラインで、作品によってはもっと下げるそうだ。

秋以降のオークションは文字通り惨敗で、マーケットは15~20%の落ち込みを見せている。
もちろん、中には予想落札価格を上回った例外作品もあった。
11月12日のニューヨークで落札された、草間彌生『No.2』などはその顕著な例。
予想350万ドルに対し、落札価格は580万ドル、さらに、作家の最高落札価格を記録した。しかしセール自体は、総額は予想下限の半分が

>> more


10月に自身の美術館、サーチ・ギャラリーを再オープンしたチャールズ・サーチ。
こけら落としの中国現代アート展が、現代美術の展覧会としては史上最多の入場者数を記録した。10月9日の開催以来、1日あたり平均5,200名が来場しており、来年1月18日の会期終了までこのペースが続くと、総数はのべ52万5000名にのぼる見込み。

YBAというアートのニュー・ウェーブを世に送り出し、サーチを一躍有名にした1997年の展覧会「センセーション」がこれまでの入場者最多記録で、30万人だった。
Zhang Xiaogangら、オークション常連作家の作品で構成された本展『The

>> more


2010年に開催される第75回ホイットニー・ビエンナーレをフランチェスコ・ボナミ氏がキュレーションすることが発表された。

ホイットニー・ビエンナーレの招待作家は2009年の終わりから2010年の初めにかけて発表される予定。

ボナミ氏は2003年のヴェネチア・ビエンナーレをはじめとした国際展のキュレーションで知られ、1999年からはシカゴ現代美術館の首席キュレーターも務めている。

アソシエイト・キュレーターはホイットニー美術館のゲリー・カリオン・ムラヤリ氏。
現在ホイットニー美術館で開催されている「Progress」展のキュレーターのひとりでも

>> more


 CINRA.NET

万年筆で知られる「モンブラン」による若手アーティスト支援プログラム

>> more


スペインの現代美術が見られる名所の一つ、国立ソフィア王妃芸術センター(マドリッド)。一昨年、同館はリチャード・セラの彫刻『Equal-Paral­lel/ Guernica-Bengasi』がなくなったことを発表した。面白いことに盗難などではなく、14年間もの間、誰もなくなったことに気づかなかったそうだ。
このたび、この幻の作品が早ければ来年の始めに、美術館で再び展示されることとなった。

ただし作品が見つかったわけではなく、同じ作品を再制作する。つまり、オリジナルは行方不明なまま。
もともと同館のコミッション・ワークで制作された彫刻は、1.5メート

>> more


2002年ターナー賞のキース・タイソンが英ガーディアン紙の読者、先着5000名に無料でアート作品を提供したそうだ。12月9日の午後から、タイソンのウェブサイトにアクセスし、イメージがダウンロードできる。一つのIPアドレスにつき一イメージのみアクセス可能で、各自がプリントするようになっている。ちなみに作家の推奨はA3サイズの光沢のある写真紙。

もとになっている作品はタイソンの2004年のシリーズ、ヒストリー・ペインティング。
ルーレット盤の構成色である赤、黒、緑のランダムなストライプで構成された作品で、
『バーデン・バーデン、1942年』や『サンクトペテルブ

>> more


CINRA.NET

『第12回文化庁メディア芸術祭』受賞作品が発表、岩井俊雄によるミュージックデバイスも

 

>> more


マイアミアートウィークが終了し、地元紙マイアミ・ヘラルドが面白いレビューを掲載していた。
全体的に売上は上がらず、買い控えが目立ったという点は他メディアと同様なのだが、ユニークな調査結果が浮かび上がっていた。

これによると、マイアミバーゼルおよびサテライトフェアの出展者の半分以上が売上ダウン。売上アップはたったの16%のギャラリー。
さらに、5分の1は昨年比30%の落ち込みだったそうだ。

しかしその一方で、参加ギャラリー(マイアミバーゼルの41ギャラリー、サテライトの45ギャラリー)の約60%が、アート不況にも関わらず、来年も参加したいと思って

>> more


英国軍がイラク南東の港湾都市、バスラに美術館を建てるサポートを申し出ているそうだ。
このプロジェクトは、1926年にバグダッド考古学博物館(現:イラク国立博物館)を建設し、イラクの母と呼ばれたイギリス人考古学者、ガートルード・ベルにちなんで“オペレーション・ベル”と名づけられている。

建物には、かつてのサダム・フセインの宮殿の一つ、1990年初頭にフセインが人工河川のそばに建てたレイクサイド・パレスが候補に挙がっている。
北アフリカ風の豪華な建物で、古代の美術品が数多くあるようだが、これらは湾岸戦争の際、国立博物館から略奪されたもの

>> more


2008年の最後を締めくくるアートフェアがマイアミで開催された。
今年で7回目を迎えるART BASEL MIAMI BEACHを中心に、SCOPE、PULSE、AQUA、NADA、村上隆のGEISAI MIAMIなどのサテライトフェアも充実している。


9月の金融危機以降、いまいちぱっとしないアート市場だったので、昨年ほどの盛り上がりはなさそうだ。
しかしビッグコレクターやセレブは相変わらず来場。女優のフェイ・ダナウェイやカルバン・クライン、ジュリアン・シュナーベル親子や、来年、3万平方フィートもの広大な私立美術館をオープンするデラクルス夫妻な

>> more


CINRA.NET

美術手帖が「第14回 芸術評論募集」を開催、〆切は2009年5月15日(金)

『美術手帖』が創刊60周年を記念して第14回『美術手帖』「芸術評論募集」を開催する。

>> more


5年に一度行われる現代美術の大型グループ展、ドクメンタ。
ドイツの古都カッセルで1955年以来行われている。
ひとりのディレクターがテーマ・作家の選定を全て行えるこのショー、次回2012年の新しいディレクターが発表された。

それはキャロライン・クリストフ=バカルギエフ。
イタリア・トリノのカステッロ・ディ・リヴォリ城現代美術館のチーフキュレーターで、今年のシドニー・ビエンナーレの総合ディレクターも努めたパワフルな女性キュレーターである。
ウィリアム・ケントリッジやピエール・ユイグに関する書籍の著者としても知られている。ちなみにドクメンタ

>> more


今年のターナー賞が12月1日に決定した。
4人のノミネートの内、唯一の男性作家であるマーク・レッキーがターナー賞を受賞。
賞金2万5000ポンドを手にした。

マーク・レッキーは44歳、今年の横浜トリエンナーレにも参加していた。
彼が今回出品したのは、人気アニメ『ザ・シンプソンズ』のホーマーやフィリックス・ザ・キャット

>> more


作品1000点をストリートにばらまき、誰でも勝手に持っていける、というプロジェクトを先週金曜日に実行したアーティストのアダム・ニート。
彼の作品はオークションでは1点あたり4万3000ポンドの値段が付くなど、ストリート・アートでの評判も定着してきた。誰でも無料で楽しめるのがストリートアートの真のありかた、というコンセプトのもとに、作品無償提供を行ったのだが…。

なんと作品を路上にリリースしてから数時間後には、インターネットオークションのe-bayに出品されていたそうだ。
1ポンド未満から競りが始まったものもあれば、1000ポンドを超えた作品も

>> more


毎年11月の第三木曜日に解禁されるボージョレー・ヌーボー。
新シーズンの初ワインとして、発売時には毎年大々的な宣伝がされている

ワインの味は好き嫌いが分かれるところだが、アートファンとして見逃せないのがアーティストの作品を使用したコラボレーションラベル。

古くはロイ・リキテンスタインやキース・へリング、最近ではレイモンド・ぺティボーンやジム・ランビー、アナ・ガスケルのワインラベルなどが発表されている。

今年のボジョレー・ワインラベルで注目なのがアサヒビールから販売されている蜷川実花の撮り下ろしラベル。

作家のライフワークでもある&

>> more


「Art Review - The Power 100」のベスト1にも輝いた売れっ子作家、デミアン・ハーストが「現在のアート市場は高すぎる」とインディペンデント紙のインタビューで語っていた。

先週行われたニューヨークのフィリップス・オークションで作品が不落札となった理由を高すぎる価格設定、としている。
この作品はエスティメートが300万~400万ドルだったが、1年ほど前にはその半額だったそうだ。確かにこの急騰では、買い手がつかないこともうなずける。

ただし高すぎる値段も良い効果を発揮することもある。
この不景気の中では買い手がなかなかつかないか

>> more


10月にパリで開催されたアートフェア、FIACで展示される予定だった作品が、警察の摘発を受けていた。
押収されたのはウクライナのパフォーマンス作家、オレグ・クリークの90年代のパフォーマンスをおさめた写真作品。裸はもとより、動物との性的シーンなど過激な画像が含まれていたため、御用となった。

オレグ・クリークはロシア現代アートでは有名な存在。テート・ギャラリーで個展も行っている。
特に犬のパフォーマンスで知られているが、作品の過激さも良く取りざたされている。
たとえば、1997年にはニューヨークのダイチ・プロジェクトでは犬の檻で2週間暮らす、という

>> more


アントニー・ゴームリーの最も有名な彫刻『エンジェル・オブ・ザ・ノース(北の天使)』。
イングランド北部のゲイツヘッドに鎮座している、高さ20メートル、幅54メートル、イギリス最大のパブリックアート作品である。
この彫刻の習作模型に、100万ポンドの値段がつけられた。

この値付けが行われたのはオークションやギャラリーではなく、人気テレビ番組、“アンティーク・ロードショー”にて。
1979年から始まったBBCの人気番組で、イギリス各地にアート専門家たちが赴きお宝を鑑定するのだが、タイトルの示すとおりアンティークが中心。
>> more


ロンドンのダウニング・ストリート10番地といえば、イギリスの首相官邸。
ここに、お騒がせYBAのひとり、トレイシー・エミンが“あるもの”を届けに訪れた。
それは英国アートの大御所たちによる請願書。
ルシアン・フロイドをはじめ、アントニー・ゴームリーやデイビッド・ホックニーら37名の作家が名を連ねていた。

一体何の請願かというと、最近話題になっているルネッサンスの名画、ティツィアーノの『ダイアナとアクタイオン』の購入資金5000万ポンドの政府援助を求める、というもの。
この作品はもともとサザーランド公爵の所蔵品で、

>> more


バンクシーを始め、ストリートアートの人気もすっかり定着した。
最近ではオークションで高額落札されるのは日常茶飯事、大英博物館のコレクションに入っているほどである。

このたび、ロンドンを拠点に活躍しているストリート・アーティスト、アダム・ニートが自身の作品を無償で提供するそうだ。

時価100万ポンド、1000点近くの作品をストリートにばらまくので、欲しい人はどうぞ取って下さい、というもの。10月に開催された“Free Art Fair”を思い出させるイベントだ。
14日の早朝にロンドン郊外をスタートし、一日をかけて市内中心

>> more


ついにアメリカ初の黒人大統領が誕生した。
興奮冷めやらぬ米大統領選の二日後、“オバマステッカー”が販売開始された。
オバマ氏の支援サイト「Moveon.org」が販売しているポストカードサイズのステッカー。オバマ支援アーティストで有名なシェパード・フェアリー氏が描いたオバマ氏の顔、画面上部には「Yes We Did」、下部には「2008年11月4日」と勝利の日が記されている。

>> more


来年開催されるヴェネツィア・ビエンナーレに関するニュース。
53回目を迎える2009年は初参加の国々を新しく迎えて、より国際色が強くなる模様。
アンドラ公国(フランスとスペインに挟まれたミニ国家)、ガボン共和国、モンテネグロ、パキスタン、モナコ、南アフリカ共和国、アラブ首長国連邦の6カ国がヴェネツィアデビューを飾る。

また、前回(2007年)初参加だったイラン、モロッコ、ニュージーランド、サンマリノ共和国も引き続き参加するそうだ。

この国際的なラインナップは2009年のヴェネツィア・ビエンナーレのスローガン“Making World

>> more


北京に新しい現代美術専門の美術館を建設することを、中国文化省が発表した。

6万6千平方フィートの広さを予定していて、中国最大の規模となる。
これまでの美術館は狭く、十分なスペースがないことが悩みの種だった。
現代美術はスペースを取る作品が多いので、空間を贅沢に使ったインスタレーションや巨大彫刻などを置ける広さはもちろん、アート作品を建物の上階に運びやすい
デザインは、今夏のオリンピックでメディアセンターとして使用されたデジタルビルディングを手がけた中国人建築家のZhu Peiが行う。

建設は2009年の初めに着工し、2010年末までに

>> more


バブルは終わったとささやかれるアート不況の中、
唯一右肩上がりなデミアン・ハースト。

このたび、パリのギャラリスト、エマニュエル・ペロタンと
組んで展覧会を行うことになったそうだ。

2010年の4月、と少々先の話だが、実現したら19年ぶりの復縁となる。
ペロタンは村上隆やタカノ綾など、カイカイキキの作家をメインに抱える
パリの売れっ子アートディーラー。
実は、1991年にデミアン・ハーストの個展を行ったことがある。
その時は“ハーストで儲けられなかった唯一のディーラー”という不名誉

>> more


パリのアートフェア、FIACが昨晩終了した。
先々週のロンドンアートフェアのコンサバムードはパリでも健在で、金融危機に困らせられたコレクターたちのお買い物は控えめかつ慎重。
FIACでの特徴は、新進作家よりも、ルーチョ・フォンタナのように価値が安定したクラシックな物故作家が人気だったこと。
流行ものよりも、クラシックなものに回帰するバック・トゥ・ザ・ベーシック現象が起きている。
ベルギーのギャラリストによると、クラシックなものは不朽だし、アメリカのミニマリズム作品に比べ、フォンタナなど同時代でもヨーロッパの作品は比較的購入しやすい価格だから、だそう

>> more


ドイツの月刊ビジネス誌「Manager Magazine」での“生存している最も有名なアーティスト”ランキングが発表された。トップに輝いたアーティストは、ゲルハルト・リヒター。なんでも5年連続でトップだそうだ。

同誌では1970年以降毎年、アーティストをポイント付けしたランキングを発表している。ポイント算定基準は美術館学芸員や美術評論家たちの間での評価が基本となり、販売実績や価格の上昇などは考慮されない。ビジネス誌なのに珍しく、学術的価値を重視している。評価ポイントは累積されて翌年に持ち越すことができ、直近の評価については多めにポイント付与される。>> more


オラファー・エリアソンの滝のパブリックアートが、6900万ドルの観光収入をニューヨーク市にもたらしたそうだ。予想は5500万ドルだったので、上々の結果といえるだろう。

このパブリックアートは、6月から10月13日までの約5ヶ月間にわたりロウワーマンハッタン、ブルックリンとガバナーズ・アイランドの湾岸に4つの人口滝を設置したダイナミックなもの。滝は27~37メートルの巨大なもので、ニューヨーク市で最も大きい、また、オラファー・エリアソンの当地での初パブリックインスタレーションであった。
※滝が見れる>> more


「パンがなければお菓子を食べればいいのに」のごとく「売り先がみつからないなら、オークションに出せばいい」。昨今のアート不況の中、珍しく強気の発言をしたのは、コレクターでもオークションハウスでもなく、デミアン・ハースト。

売り先を探している作品は2007年に制作されたダイヤモンド骸骨、『For the Love of God(神の愛に捧げる)』のことだ。18世紀のヨーロッパ人男性の頭蓋骨(ホンモノ!)をプラチナで模った上に8,601個、1,106カラットのダイヤモンドをちりばめ、その制作費は36億円、販売価格は120億円と内容も金額も破格。
生存する現代作家の史上最高

>> more


ロンドンアートウィークが終わって、アートトレンドはニューヨークへ移動。
それに伴ってかどうかはわからないが、イギリスが世界に誇る人気グラフティ、バンクシーの取扱ディーラーがニューヨーク出店を計画しているそうだ。

覆面アーティスト、バンクシーの代理人で知られるスティーブ・ラザリデス。
先月マンハッタンで開催したグループ展が大盛況だったので、どうせならギャラリーをオープンしよう、という考えらしく物件探索中だとか。

この展覧会「The Outsiders」に出展しているのはラザリデスのロンドンにあるギャラリー、Laz Inc.所属の作家たちばかり。<

>> more


開催前の予測通り、昨年ほどの熱狂振りは見られないフリーズ。
VIPプレビューでも高額作品が飛ぶように売れる、ということはなかったが裏を返せばじっくり選べる、ということ。
ただし時間をかけて選んだところで、予算が増えるわけではない。
今年のアートコレクターたちは、値段が一桁違うサテライトフェアでお財布を開いている模様。

サテライトフェアの中でもコレクター達がこぞって駆けつけるのは、フリーズに1日遅れて開催したSCOPE。アメリカ生まれのこのフェアは、ホテルを会場にするスタイルで知られていたが、今回はロンドン北部のセント・ジョンズ・ウッドにあるクリケ

>> more


昨日VIPプレビューが行われたフリーズアートフェア。まず、テート美術館が6点もの作品をまとめ買tいしたというニュース。

テート美術館は毎年フリーズで作品を購入する基金を持っており、このために特別購入チームも結成されている。購入した6点の内訳はというと、まず、Akram ZaatariとAndrea Fraserの映像作品。この2名はテートのコレクションにすでに入っている。残りの購入作品4点はコレクションには初お目見え、チェコやレバノンの作家によるものである。
ディレクター、ニコラ・セロータによると、コレクションの作家を西欧や北米といった先進国だけでなく、ワールドワイ

>> more


現代アートにおける長者番付…に雑誌「Art Review」が毎年秋に発表する"The Power100"がある。コレクターはもちろんアーティスト、ギャラリストら、アートマーケットでパワフルな人たち100人が発表される。

7回目を迎える今年のトップは、デミアン・ハースト。
2005年にもトップを記録したが、2006年にはトップ10落ち、2007年は6位、とじわじわと迫って見事3年ぶりに返り咲いた。

ちなみに2位はギャラリストのラリー・ガゴシアン。ただし彼は、2005年以降ずっと2位に甘んじている。
続く3位にはキ

>> more


ロンドン最大のアートフェア、フリーズがいよいよ16日よりオープンする。
今年で6回目を迎え、27カ国から152ギャラリーが出展、およそ20万フィート四方のリージェント・パークに集結し、千人を超す現代アーティストたちの最新作がお披露目される。
つまり一年中で最もロンドンのアートシーンが盛り上がる時期でもあるが、今年に限っては世界経済危機の直後、最悪の時期に開催となってしまった。
開催前に早くも暗雲が立ち込めているような…

まず、SCOPEやZoo Art Fairに代表されるサテライトフェアが数種類開催されて盛上げるはずが、bridg

>> more


とどまるところを知らない世界金融危機で、なかなか振るわないアートマーケット。
しかし、この金融危機によって売れた作品がある。

それはリーマン・ブラザーズのCEO(最高経営責任者)、リチャード・ファルド氏のポートレート。

この作品を描いたのはブルックリン在住のアーティスト、ジョフリー・レイモンド。
リーマンが破産を申し立てた9月16日に、大きなキャンバスをたずさえてウォールストリートのリーマン本社の街頭に展示。それだけでもなかなか挑戦的なのだが、この作家はさらに上を行った。通行人や職を失ったリーマン元社員たちに彼らの思いをキャンバスに描かせたのだ

>> more


アメリカはミシガン州から、アーティストが壁画に書き加えたある言葉で有罪になってしまったというニュース。

ミシガン州ローズヴィル市に住むアーティスト、エド・ストロス。彼が居住しているアトリエの入った建物の壁画(ミケランジェロの『天地創造』をモチーフにしている)に書き込んだことで当局に訴えられた。
いったい何の言葉を書き加えたのか、いわゆるf○ckなどを予想していたら、意外なことに「love」。1997年に不慮の死を遂げたダイアナ元妃の追悼の意として、書き込んだそうだ。
どちらかというと美談のように思えるが、壁画などに文字を表示することがローズヴィル市の条例で

>> more


世界的規模の広告代理店オーナーであり、アート・コレクターでもあるYBAの生みの親、チャールズ・サーチ。彼の率いるサーチ・ギャラリーが、明日10月9日にオープンされる。

実はこれで3度目の移転となるサーチ・ギャラリー、そもそもは1985年、ロンドン北部のセント・ジョンズウッドのさびれた工場から始まった。その頃は、サイ・トォンブリーやジェフ・クーンズなどのアメリカ現代美術を展示していたらしい。
その後2003年に観光スポットであるテムズ河沿いの旧市庁舎に移転しデミアン・ハーストらの巨大インスタレーションを展示していたが、立ち退き要求にあい2005年にクローズ。それから待

>> more


巨大な馬、鉄の巣、キューブの塔…一体何のことかと思うが、いずれもれっきとしたアート、しかも厳選な審査の末に選ばれた作品である。

これは、今年の春ごろから話題になっていたイギリス最大となるパブリックアート『エブスフリート村おこしコンペ』の最終候補作品。
TOKYO ART CROSSでは7月にマーク・ウォリンジャーのニュースで少しお伝えした。 ※記事はこちら

このコンペは賞金約

>> more


ドイチェバンク(Deutsche Bank)といえば、ドイツ三大銀行の一つで、いわずとしれた世界有数の金融機関。本業のかたわら芸術支援にも熱心で、現代美術のコレクター企業としても知られている。1979年より開始されたコレクションは5万3000点に上り、世界のアートフェアや展覧会のスポンサーシップなどをつとめているのだ。

このたび、そのドイチェバンクが自社コレクション600点を美術館に永久貸出する、と発表した。貸出先はフランクフルトのシュテーデル美術館。
貸出作品はアンゼルム・キーファー、ゲルハルト・リヒター、ヨーゼフ・ボイス、ジグマー・ポルケ、ゲオルグ・バゼリッツ、

>> more


あと残りひと月、とさしせまったアメリカ大統領選。
アート界にも何か影響はあるのか…とニュースを探していたところ、
ロサンゼルスの版画工房、Gemini G.E.L.が民主党オバマ氏の応援として、リミテッド・エディションを制作するそうだ。

“オバマ・ビクトリー・ファンド”が販売元となり、作品購入代金がオバマ氏応援の寄付金となり、その証としてポートフォリオがもらえる、という仕組み。

参加アーティストは13人、つまり13作品から成るポートフォリオは1セット2万ドル、エディション150部で販売される。作品の画像は<

>> more


今年で24回目を迎えるターナー賞の展覧会が、本日9月30日よりテート・ブリテンで開催される。

これから来年の1月18日まで一般公開されるので、フリーズなどアートフェアやオークションとも重なって注目度満点のアートイベント。
2008年のノミネート作家は ルナ・イスラム/キャシー・ウィルクス/ゴシュカ・マクガ/マーク・レッキー と、珍しく女性が多く占めている。
これまで女性の受賞者はレイチェル・ホワイトリード(93年)とジリアン・ウェアリング(97年)だけ。3人目の女性受賞者なるか? と期待の高まる中、ある女性アーティストの作品が「これってアートなの?」と物議

>> more


うちの子には絵の才能があるんじゃないかしら、未来のアーティストのために教育を、と考えたことのあるお父さん、お母さんに朗報。
このたび、現代アートの絵本がイギリスで出版されることになった。
『Art For Baby』とそのものずばりのこのタイトルの絵本は、全てモノクロ。

赤ちゃんは白と黒のはっきりとしたコントラストに興味を示す、という科学的データに端を発しているとの

>> more


現在、恵比寿の東京都写真美術館で開催中の「液晶絵画 STILL/MOTION」展に参加しているYBAのひとり、サム・テイラー=ウッド。

彼女が11年間の結婚生活にピリオドを打った、とのニュースが報じられた。
なぜニュースになるのかというと、彼女の夫はスーパーディーラー、ジェイ・ジョプリンだから。

彼は1993年にホワイト・キューブギャラリーをオープンし、妻であるテイラー=ウッドはもちろん、デミアン・ハーストやチャップマン兄弟を取り扱っている、イギリスアートシーンの超やり手である。

この夫婦、ケイト・モスの誕生日パーティーの幹事を務めたり、フェ

>> more


アメリカ、イギリス、イタリアの各都市7ケ所に居を構えるビッグ・ギャラリー、ガゴシアン。
アンディ・ウォーホルをはじめ、デミアン・ハーストらのYBAアーティスト、村上隆や草間彌生、と現代美術の巨匠から旬のスターまでを取り扱っている。
そんなガゴシアンの売上全体の約半分が、ロシアおよび周辺の共和国の購入、とこのたび発表された。

ロシアを担当しているガゴシアン・ロンドンのディレクターによると「4年前にはロシアのバイヤーはほとんどおらず、ここ1年半で急激に台頭してきた」とのこと。
急成長中のアートバイヤーたちのために、クレムリン近くのチョコレート工場跡地

>> more


158年の歴史をもつ投資銀行リーマン・ブラザーズが経営破たんにより連邦破産法11条の適用を裁判所に申請したのが9月15日。同日のダミアン・ハーストのオークションにどのように影響が出るのか注目であったが、落札予想価格1億1700万ドル(約125億円)を大きく上回る2億ドル(約220億円)という結果となり、グローバル経済低迷の余波を打ち返した。

が、しかしその影響はアートマーケットにではなく、美術館に及ぼしそうだとArtnetがレポートしている。

リーマン・ブラザーズはMOMAやグッゲンハイム美術館などのメジャーな展覧会をサポートしており、大きな資金源となっていたので

>> more


6月のクリスティーズ・ロンドンにて約26億円で落札、自己ベスト更新したジェフ・クーンズ。ポップでキッチュな作品で知られる彼の新しい展覧会が開催された。

アメリカンポップの代表的作家であるクーンズには珍しく、古き良き芸術の都、パリが舞台。個展「ジェフ・クーンズ ヴェルサイユ」は、そのタイトルの示す通り、ヴェルサイユ宮殿で行われているというから驚き。
宮殿内部と庭園にクーンズの代表作16点->> more


1970年代からコンセプチュアルな写真やインスタレーションを制作してきたソフィ・カル。
最近では2007年のヴェネツィア・ビエンナーレでの展示や、シャネル・モバイルアートでの田尾創樹とのコラボなどで話題を呼んだ。

そんな彼女がこのたび、北極へ行くというニュースが報じられた。2001年から開始された“Cape Farewell” http://www.capefarewell.com/<

>> more


敬虔なクリスチャンたちが、キリストをモチーフにした現代アート作品を“神への冒涜”罪で訴訟を起こした。

その作品は、ゲーツヘッドにあるバルチック現代アートセンターで昨年開催された展覧会に出品されていたもの。
誰の作品かというと、9月13日から開催される横浜トリエンナーレの招待作家のひとりでもある中国人アーティスト、テレンス・コー>> more


古代エジプト以来、世界で最大となる金の像が作られた、と発表された。イギリスの作家、マーク・クインの作品でスーパーモデルのケイト・モスをモデルにした金の像である。

>> more


ラッフルくじ、というものをご存知だろうか? いわば宝くじ、なのだが、限りなくリスクが少なく確実に売れるくじとして人気があり、チャリティーにもよく用いられる。
このたび、現代アートが賞品のラッフルくじが発売された。
1枚の値段は約5千ポンド(約100万円)とべらぼうに高いが、アート作品をエンターテイメントとひっかけて買いたがるハリウッド・スターや億万長者たちには人気のようだ。くじのチケットは当選イベントのパーティーの入場券も兼ねている。

この催しはフリーズ・アートフェアと同時期に開催予定で、一昨日、250枚のくじが販売された。仕掛け人はソーホーのギ

>> more


いったい何のことか、というとデンマークの作家マルコ・エバリスッティのインスタレーション作品。アメリカの死刑囚が、死刑執行後にその遺体を彼のアート作品に提供する、という遺言をしたためたそうだ。

作家によると「遺体を瞬間凍結させて魚のえさを作ります。観客はそのえさを金魚にまいて、餌付けすることができるんです」、つまり死刑囚の遺体で金魚を育てる、という作品なわけだ。

なんとも悪趣味、という過激な作品だが、実はこの作家、こうした作風で知られている。2000年の作品では生きた金魚を10台の電動ミキサーにかけたことで物議をかもした。

今回の作品については、昨年テキ

>> more


ロシアで今秋オープンするギャラリー、CCCモスクワ。
オーナーは、今年の春にアート市場をにぎわしたロシアの億万長者、ローマン・アブラモビッチ氏のガールフレンド、ダリア・ズコヴァ嬢である。

このCCCが2010年に行う展覧会が発表された。
「Death Shadowing Life: Francis Bacon: The Late Paintings, 1971-92」。
なんとフランシス・ベーコンの個展だったのだ。

これで、アブラモビッチ氏がNYサザビーズで8600万ドル(約98億円)も費やしてベーコンの作品を購入したか、の理由がわか

>> more


ニューヨークのグッゲンハイム財団が全米人文科学基金の書記長特別賞に選ばれ、賞金100万ドルを授与された。
この組織は「人文科学の計画に対する全米で最大の基金」だそうで、四つのエリア(文化的資産、教育、研究、公的な計画)における人文科学計画への補助金を提供している。

対象になったのは、NYのグッゲンハイム美術館で来年行われる展覧会「The Third Mind: American Artists Contemplate Asia, 1860–1989」。

タイトルの示す通り、アジアの芸術がアメリカ作家たちに与えた影響を検証する内容で、100名を

>> more


史上最多の204カ国と地域が参加した北京オリンピックも、ついに閉幕。
次回の開催地、ロンドンでは早くもオリンピックムードが高まっているようだが、現地ではちょっとしたハプニングが…。

北京の閉幕式と同じ頃、ロンドンでブラウン首相、ロンドン市長ボリス・ジョンソンやオリンピック関係者などVIPによるパーティーが行われた。
その際、ロンドンカルチャーのプロモーションビデオの中に写った一枚の絵画が物議をかもしているそうだ。

なんてことない女性の肖像画(画像は>> more


またまたデミアン・ハーストのニュース。
サザビーズでのワンマンオークションがこんなに話題になっている要因として、

◎出品点数287点は、全てここ2年間の新作である
◎スピンなど、いくつかの人気シリーズは今回の制作をもって封印
◎一作家のワンマンオークションは非常に珍しい
◎推定総額は6500万ポンドを超す見込み
◎取扱ギャラリーを通さず、ハーストとオークション・ビッダーたちの直接取引というスタイル
◎ギャラリスト、ガゴシアンやジェイ・ジョプリンらもオークションに参加するらしい

などなど、破天荒なことばかり

>> more


北京五輪期間中のウォーホル展に中止の指示を出した中国政府が、今度は中国アートの展覧会に作品貸し出しを拒否した、というニュース。

作品貸出を希望していたのは、NYのアジア・ソサエティ。9月5日から来年1月までマンハッタンで行う展覧会で、中国の美術館から約100点の作品を借りる予定だった。
「アートと中国の革命」と題したこの展示は、1950-70年代の革命真っ最中の中国アート
に焦点を当てるという画期的な内容。
特に、毛沢東の文化大革命がアート作品に与えた影響を検証することは初の試みで、話題を呼んでいた。

中国政府は今年の1月に貸出拒否を

>> more


テート・モダンの館長ニコラス・セロータ氏。
ターナー賞の建て直しや、タービン・ホールの企画、開館以来のコレクション創設の立役者として有名な彼だが、どうやらロンドナーの人気はいまひとつ…?とのニュース。

The Independent紙によると、このたびセロータ氏がテートと「永久職員」の契約を結んだそうだ。そもそもセロータ氏とテートの契約は1988年に始まり、その後2回の更新を経て、このたび、見事永久就職となったそうだ。

ターナー賞やコレクションの偏った嗜好や、60万ポンドでクリス・オフィーリの作品を購入したことがが取りざたされて、反セロータ

>> more


イタリアといえば、ルネサンス発祥の地であり、西洋美術のメッカの一つ。もちろん現代アートでもヴェネツィア・ビエンナーレやビルバオ・グッゲンハイムのコレクションなど注目の都市である。

そんな芸術大国イタリアの文部大臣が「正直、現代アートはわからない。展覧会に行ってもわかってる振りをしているだけ」と発言してしまったというから驚きだ。
大臣は『グラツィア』誌の取材で明らかにした。


ビエンナーレのキュレーター、フランチェスコ・ボナミ氏は「大臣はビエンナーレが始まった1895年以降ずっと眠っていたようなもの」と浦島太郎状態なのだ、とコメントしている。古い

>> more


ハリウッド・スターのケビン・スペイシーがエルムグリーン&ドラッグセットの映像作品に声の出演をするそうだ。

ベルリン在住のアーティスト・ユニット、エルムグリーン&ドラッグセットは2009年のヴェネチア・ビエンナーレにも選出(ノルウェーとデンマークの代表)されており、今注目のアーティストだ。

彼らの映像作品『ドラマ・クイーン』をロンドン市内最古の劇場、オールドヴィックにて上映するにあたり、スペイシーが声の出演をすることになった。
(実はスペイシーは大のロンドン劇場好きで、オールドヴィックでも芸術監督を務めた経験がある)
この作品は、ウォーホルのブリ

>> more


8月8日から始まる北京オリンピック。着々と準備が整いつつあるようですが、情勢不安定な面も認められる中国。アートも例外ではないようです。

北京市内のGallery Faurschou(林冠画廊)では、アンディ・ウォーホルの展覧会を7月26日から9月21日まで開催予定でした。

しかし、政府側から突然中止の指示があり、ギャラリー

>> more


人気テレビドラマ「セックス・アンド・ザ・シティ」の主演女優、サラ・ジェシカ・パーカーが若手アーティスト発掘番組「アメリカン・アーティスト」の製作を手がけることが発表された。

リアリティ・テレビ番組という視聴者参加型番組の形態で、アメリカのケーブルテレビで放映される予定。
12人の作家たちが彫刻や絵画など、それぞれ異なるスタイルの作品を作って競いあい、パネラーである専門家たちが選ぶというもの。
同チャンネルでは「プロジェクト・ランウェイ」というファッション・デザイナーのバトル番組がヒットしたので、今回のアーティスト版が開始となったようだ。平たくいえば「アメリ

>> more


ニューヨークのニュー・ミュージアムといえば、1977年の創立以来、マンハッタンで唯一の現代美術専門の美術館。
2007年12月に、SANAAの設計で(妹島和世・西沢立衛両氏による建築ユニット)バワリー地区に移転し、以来、約半年間で25万人を超える来場者があったようです。

そのニューミュージアムが、新しくトリエンナーレを2009年の春に開催予定、と発表しました。

トリエンナーレとは、3年に一度開催される美術展覧会。
日本では横浜トリエンナーレが2008年9月13日~11月13日にわたり、開催されます。
これまでニューヨークでは2年に一度

>> more


アートコレクターのための保険、その名も“アート所有権保険”という商品がある、というアメリカからのニュース。
ディーラーを介してやっと手に入れたお気に入りの作品。毎日楽しく眺めていたら、突然「あなたの作品は盗品で、もともとの持ち主から訴えられています」と知らされ、びっくり。
実はこの作品、今回の購入より10年以上も前に盗まれたものだったようです。
晴天のへきれきとはまさにこのこと、突然作品は没収、さらに、数千ドルもの弁護士費用を請求され、まさにふんだりけったり。
もちろん仲介したディーラーを訴えて損失を取り返すこともできますが

>> more


ロサンゼルスのアートコレクターが、ルイ・ヴィトンを訴えた、というニュース。

問題になっているのはロサンゼルス現代美術館(LAMoCA)で2007年10月から翌年2月まで開催された「(c)MURAKAMI」展で、館内に特別設置されたヴィトンショップ。
この特設ショップで村上隆のエディション作品を購入したコレクターが、不法な販売だ、と訴えを起こした。

カリフォルニア州法ではエディション作品販売にはホンモノだと示す証明書が必須だが、作品500点が証明書なしで販売

>> more


イギリスの人気ラジオDJかつ億万長者のクリス・エヴァンスが、デミアン・ハーストの版画をリサイクルショップに持っていってしまったというニュース。

中には、作家直筆のサイン入りで、今はもう手に入れるのが難しい人気の“水玉”作品も入っていたとか。

エヴァンス氏がサリー州の新居に引越す際に起きた事件。
美術品を入れていた箱と、がらくた箱とがごっちゃになってしまった模様。
手際の良いエヴァンス氏はがらくた箱を直接リサイクルショップに届けるように手配していたのがあだとなりました。
到着した箱を見て、この“

>> more


『フォーブス』誌によると推定195億ドルの資産家、ロシアのミハイル・プロコロフ氏が展覧会のスポンサーシップ200万ドルを提供、と気前の良さを報じられたのもつか間、わずか2ヶ月でスポンサーを降りてしまったそうだ。

件の展覧会はイリヤ&エミリア・カバコフの回顧展。
カバコフはウクライナ生まれの作家で、ソ連崩壊直前に亡命して現在はニューヨークを拠点に活躍している。祖国での初回顧展とあって、出品点数も150点以上、場所もプーシキン美術館と話題の新ギャラリー、CCCモスクワと大注目のイベント。

プロコロフ氏が資金提供をやめる、と発表したのは6月5日。
>> more


スイスのアート・バーゼル、ロンドンではYBAとバンクシー、パリではルイーズ・ブルジョワの回顧展、とコンテンポラリーアート熱が沸騰しているヨーロッパ。

そのせいなのかはわからないけど、バチカン市国も現代アートブームらしい…。
バチカン市国といえば、ローマ教皇を元首とする世界最小の独立国、かつカトリック教の総本山。ミケランジェロとかボッティチェリといったルネサンス~バロック周辺が色濃い場所で現代アートとは、いったいなぜ?

カトリック教皇庁によると、かつて西洋美術を1500年間築いてきたキリスト教の概念を復活させようという趣旨らしい。
>> more


アートが危機を救う手段になった、まじめなニュース。

5月に起きた中国四川省の大地震。この救済のため、アートオークションが同月27日に開催された。
中国嘉徳国際拍売有限公司(と書くのは大変なので…)こと、チャイナ・ガーディアン社が主催したチャリティー・オークションには200点近い作品が寄せられ、730万ドルの売上げとなった。売上げは全て地震の被害救済にあてられる。

>> more