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イタリア文相、現代アートは理解不能?
イタリアといえば、ルネサンス発祥の地であり、西洋美術のメッカの一つ。もちろん現代アートでもヴェネツィア・ビエンナーレやビルバオ・グッゲンハイムのコレクションなど注目の都市である。
そんな芸術大国イタリアの文部大臣が「正直、現代アートはわからない。展覧会に行ってもわかってる振りをしているだけ」と発言してしまったというから驚きだ。
大臣は『グラツィア』誌の取材で明らかにした。
ビエンナーレのキュレーター、フランチェスコ・ボナミ氏は「大臣はビエンナーレが始まった1895年以降ずっと眠っていたようなもの」と浦島太郎状態なのだ、とコメントしている。古い美術概念にとらわれていると、時代錯誤になると警告している。
文相がアートを理解しないと、やっぱり実害があるわけで。たとえば、日本が誇る建築家、磯崎新が担当したウフィッツィの新ゲート「都市門」のデザインに不満があり、ローマ市議会と議論するそうだ。「ジョルジョ・ヴァザーリ(16世紀のイタリア芸術家・美術史家)のデザインした門の隣にあんなデザインを置くなんて、フィレンツェ市民だけでなく世界中の来訪者たちが驚くだろう」と主張しているらしい。
500年前の美術がスタンダードに近いとは、文相の許容可能な美術は一体いつの時代までなのか、が気になるところだ。
参考記事はこちら:The Guardian
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