2008年6月 アーカイブ
ロサンゼルスのアートコレクターが、ルイ・ヴィトンを訴えた、というニュース。
問題になっているのはロサンゼルス現代美術館(LAMoCA)で2007年10月から翌年2月まで開催された「(c)MURAKAMI」展で、館内に特別設置されたヴィトンショップ。
この特設ショップで村上隆のエディション作品を購入したコレクターが、不法な販売だ、と訴えを起こした。
カリフォルニア州法ではエディション作品販売にはホンモノだと示す証明書が必須だが、作品500点が証明書なしで販売
今月の初めに、オラファー・エリアソンがニューヨークで滝のインスタレーションを作る、というニュースをお届けしました。
昨日6月26日、その「ニューヨークの滝」が無事に開始となりましたので、
またYou Tubeで。最後の画面で作家も出てきます。
ロンドンの現代美術館、テート・モダンのエントランスで毎年行われる
インスタレーション「ユニリーバ・シリーズ」。
高さ35mの吹き抜け、3400平方メートルの巨大なホールはイギリス最大の展示場所といわれるだけあって、世界中が大注目。
公募やアイディアコンペの形を取らず、テートのキュレーターがアーティストをひとりチョイス、おまかせで制作してもらう&
ヘリウムのつまった巨大なバナナを気象衛星のように空に浮かべる、その名も「Geostationary Banana Over Texas(テキサスの空に浮かぶ静止バナナ)」というプロジェクトがカナダで進行中。
このバナナを設計したのはシーザー・サエズさんというカナダ人の彫刻家。
サッカー場3つ分程の大きさのバナナは、なんと全長300メートル。
昨年の1月に思いついたアイディアだそうで、ぷっくりしたバナナのボディに政治のメッセージや広告などを記載。
1ヶ月ほど地上30~50kmの空に浮かべ、昼夜問わず鑑賞
ロンドンの観光名所、トラファルガー広場にある台座をめぐる、パブリックアート・コンペ
「4th Plinth(第四の台座)」。
19世紀以降、なぜか空席のままだった台座を「スペースがもったいないから現代アートでも飾ろう!」と1999年から始まったプロジェクトである。
現在はトーマス・シュッテの作品が鎮座しているが、このたび、次回の作品制作者が決定した。
イギリスパブリックアートの申し子(といってもいいはず)、>> more
デミアン・ハーストの作品だけで構成されるオークションが9月に開催される、というニュース。
2日間構成の本セールは、サザビーズ・ロンドンが会場。
通常オークションはいろんな作品で構成されるので、ひとりの作家だけとは珍しいのですが…。
実は、ハーストのワンマンセールは初めてじゃありません。
初回は、2004年10月に行われた「ファーマシー」セール。
ハーストがデザインした薬局レストラン「ファーマシー」の閉店に伴い、店内で使われていた作品が一斉に競売にかけられ、>> more
アートの世界でもなつかしのリバイバル・ヒットの予感、というニュース。
イギリス現代美術の重要キーワード、YBA:Young British Artistsが誕生のきっかけとなった「Freeze」展が20年目を迎える今年、16名のアーティストにより再結成されるそうだ。
「FREEZE 20」展と題し、7月にイーストロンドンの開発地区、ドックランズで開催される。デミアン・ハーストの初期ホルマリン漬け作品を始め、マット・コリショー、ギャリー
スウェーデンの実業家でアートコレクターのジェラルド・デ・ギア氏がバスキア作品の真贋をめぐって鑑定委員会を告訴した、というニュース。
今回の訴えは、デ・ギア氏が20年前に購入したバスキア作品をホンモノである、という証明を委員会が提供拒否したことから発生した。
件の作品は1983年制作の『Fuego Flore』。高額取引される年代の作品だ。
どのオークションハウスでも、バスキア作品の売却には委員会によるホンモノ証明が必要不可欠。
このまま証明書がおりないとニセモノとなってしまい、作品価値は “少なくとも300万ドル”
グラミー賞常連のロックバンド、U2がジャン・ミシェル・バスキアのペインティングをオークションに出品するというニュース。
7月1日のサザビーズ・ロンドンに出品予定で、おそらく600万ポンド(=1170万ドル)と予想されている。
この作品はバスキアが22歳、1982年に描かれた作品は6フィート四方の巨大なもので、89年にU2のベーシスト、アダム・クレイトンがNYのロバート・ミラー・ギャラリーで購入したそうだ。
今回出品されるまで、アイルランドのU2のレコーディング・スタジオに飾られていた。
オークションでは、これまでどんな人が持っていたか、とい
イギリスの人気ラジオDJかつ億万長者のクリス・エヴァンスが、デミアン・ハーストの版画をリサイクルショップに持っていってしまったというニュース。
中には、作家直筆のサイン入りで、今はもう手に入れるのが難しい人気の“水玉”作品も入っていたとか。
エヴァンス氏がサリー州の新居に引越す際に起きた事件。
美術品を入れていた箱と、がらくた箱とがごっちゃになってしまった模様。
手際の良いエヴァンス氏はがらくた箱を直接リサイクルショップに届けるように手配していたのがあだとなりました。
到着した箱を見て、この“
アートバーゼルの興奮さめやらぬ内に、面白かった作品をひとつご紹介。
私たちの知る限り、一番笑いを誘っていて大人気でした。
なんと…
アート作品のテレフォンショッピング 風の映像作品!
以下、勝手にアフレコしてみました。
『フォーブス』誌によると推定195億ドルの資産家、ロシアのミハイル・プロコロフ氏が展覧会のスポンサーシップ200万ドルを提供、と気前の良さを報じられたのもつか間、わずか2ヶ月でスポンサーを降りてしまったそうだ。
件の展覧会はイリヤ&エミリア・カバコフの回顧展。
カバコフはウクライナ生まれの作家で、ソ連崩壊直前に亡命して現在はニューヨークを拠点に活躍している。祖国での初回顧展とあって、出品点数も150点以上、場所もプーシキン美術館と話題の新ギャラリー、CCCモスクワと大注目のイベント。
プロコロフ氏が資金提供をやめる、と発表したのは6月5日。
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スイスのアート・バーゼル、ロンドンではYBAとバンクシー、パリではルイーズ・ブルジョワの回顧展、とコンテンポラリーアート熱が沸騰しているヨーロッパ。
そのせいなのかはわからないけど、バチカン市国も現代アートブームらしい…。
バチカン市国といえば、ローマ教皇を元首とする世界最小の独立国、かつカトリック教の総本山。ミケランジェロとかボッティチェリといったルネサンス~バロック周辺が色濃い場所で現代アートとは、いったいなぜ?
カトリック教皇庁によると、かつて西洋美術を1500年間築いてきたキリスト教の概念を復活させようという趣旨らしい。
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~家族全員で楽しむART~
週末のアートバーゼルでは家族連れでアートを楽しむ姿を多く見ることがでました。
ベビーカーを引いている女性もかなりいた印象。
そして、こちらも家族(?)の一員と一緒にフェアに来たお客さん。
ちなみにこちらではこういった方は珍しいわけでなく、かなりいらっしゃいました。
アートフェアも終了したのでバーゼルを離れ、ロンドンからのニュースをご紹介。
なんでも“心臓が飛び出る”ほどびっくりする展覧会が開かれているらしい。
開催場所は、18世紀に創立されたイギリスのロイヤル・アカデミー・オブ・アーツ(王立芸術学校)。毎年恒例の「Summer Exhibition」が本日より開催されている。
栄誉あるアカデミー会員によるグループ展では作品の多くが販売されているので、フェア同様アートファンには要チェックのイベント。
240回目を迎える今年は、1,000以上の作品が展示されて見ごたえばっちりだが、
アートバーゼル開催中の6月7日はUEFA2008のオープンマッチでスイス対チェコの試合が行われた日。
BASEL駅は、朝から既にビールを片手にした赤いスイスのユニフォームを着た人たちで盛り上がってる状態。すごい人手です。そして真っ赤です! 
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あわただしいバーゼルを離れ、鉄道に乗って一時間、チューリッヒのギャラリーへ。
アートフェアとは違って、歩くたび足音がギャラリー内に響くほど静かな空間で作品を堪能。
Louise Bourgeois
LA RIVIERE GENTILLE
HAUSER & WIRTH ZURICH
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先週パリでの回顧展が終了したルイーズ・ブルジョワの新作展。
ここ数年、小さな額のド
アートバーゼルも3日目。
※詳細は、ぜひ<アート見聞録>の産直ニュースをどうぞ!
ディーラーたちはラウンジでスシやスナックをつまみながらおしゃべり、ゲーム“数読”に興じていたり…と、だいぶのんびりムード。。
それもそのはず、お金持ちやセレブのVIP来場が終わる=売買はほぼ完結、なのだから。
主催者すらも、「次のアートバーゼル/マイアミまであと半年もない。」と早くも12月のアートフェアに気がいっているよう。
ゆっくり、マイペースで鑑賞
昨日に引き続きだが、やっぱり旬のニュースは早いうちに。
出足好調のバーゼルアートフェア、しかし…アメリカ人コレクターの数は少ないそうだ。
サブプライムローンの影響なのか、ドル安なのか。
アートバブルには関係ないかと思っていたが“買う”側の元気はイマイチ。
一方で目立っているのが、ロシア人を中心としたヨーロッパ勢。
Bloombergのニュースによれば、バーゼル初日での購入トップは…
ルシアン・フロイドのペインティング 1200万ドル らしい。
ニューヨー
アートバーゼル到着
世界最大のアートの見本市、スイス、バーゼルにあるで開催中のART BASEL39にやってきました。
昨日4日の一般開始日には、11時開始前の入り口にはすでに人だかり、
ジャケット姿の紳士やマダム、そしてアートファンがわくわくしながら入場する姿が。。
いよいよ始まった第39回アート・バーゼル。
昨日行われたオープニング・パーティーには、自家用ジェットなどで世界中のコレクターたち、なんと約8,000人が集った。
美術館を持っているルベル夫妻、最近イスラム美術からコンテンポラリーに転向したカタール首長のいとこ、はたまたブラッド・ピットらのハリウッド・スター、とこれでもか、のセレブラッシュの中で大注目のお客様はこの人。
春のオークションのフランシス・ベーコンとフロイドで150億円近くを散財した大富豪アブラモビッチ氏。なぜ大注目かというと、アブラモビッチ氏はこれまでオークションのみで購入する、とみなされてい
サイト・スペシフィックなインスタレーションで知られるオラファー・エリアソンが今度は滝を作った、というニューヨークからのニュース。
滝は昔から作っているのだが、今回の作品は、意外にもオラファーがニューヨークで初めて行うパブリック・アートとなる。
これまでも、テート・モダンの巨大な太陽『The Weather Project』(2003年)などパブリックアートでは
アートが危機を救う手段になった、まじめなニュース。
5月に起きた中国四川省の大地震。この救済のため、アートオークションが同月27日に開催された。
中国嘉徳国際拍売有限公司(と書くのは大変なので…)こと、チャイナ・ガーディアン社が主催したチャリティー・オークションには200点近い作品が寄せられ、730万ドルの売上げとなった。売上げは全て地震の被害救済にあてられる。
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