1961年ドイツ、ブリュッセル生まれ。
80年代後半に農科学者から転身、アーティストとしての活動を開始し、現在はスウェーデン、ストックホルムを拠点に活動。人の行動パターンや認識方法を観察調査した上で、様々な思考や実験を重ね、その過程を作品化することで知られる。テート・ギャラリーのタービンホールを遊園地化した作品『Test Site』(2006年)は、吹き抜けのホールと2階から5階を結ぶ5本のチューブ型滑り台のインスタレーション。鑑賞者を大いに楽しませることでアートの更なる多様化を示した。シュウゴアーツで開催された日本で初めてとなる個展では、滝のように点滅するネオンライトに取り囲まれる『Neon Elevator』(2005年)や、双子の映像作品『Tokyo Twins』(2005年)などが出品され話題に。
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カールステン・ヘラー HÖLLER, Carsten
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略歴:
ここがミドコロ!:
楽しめることは、とりわけ現代アートにとって重要な要素になっている。それも「ニヤッ」とか「クスッ」とかいうレベルではなく、「うわっ」と全身で楽しめるのがヘラーの作品。天井から巨大なキノコがニョキニョキとぶら下がっていたり(『逆さキノコ部屋』2000年)、総鏡張りのブランコが回転していたり(『Mirror Carousel』2005年)、体験することによって観る者の視点や感覚を揺るがし、撹拌させるのがねらいだ。方法は科学的でも、制作の背景には文学的な要素も見え隠れする。
主な受賞歴:
no data
主な展覧会歴:
1993年 第45回ヴェネツィア・ビエンナーレ
※第50回、第51回も参加 2005年 個展「私が言うのはいつもあなたと同じこと/私が言うのはいつもあなたと反対のこと(I Always Say the Same of What You Say/ I Always Say the Opposite of What You Say)」/シュウゴアーツ(東京) 2006年 個展「ユニリーバ・シリーズ Test Site」/テート・モダン タービンホール(ロンドン)
主な展示場所:
金沢21世紀美術館
text by Sachiko Fujiwara |
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