1956年アメリカ、カリフォルニア州生まれ。
ディズニーランド近辺で育ったため、初めて自然の滝を目にした時に大きなカルチャーショックを受ける。カリフォルニア州立大学フラトン校にて絵画を学び、作家活動を始める。70年代にアメリカ西海岸を席巻していたカウンターカルチャー(※)の影響を受けた作品を発表しつつも、85年ニューヨーク移住後は都会的なエッセンスが加味され、そのハイブリッドな作風に脚光が集まる。絵具だけでなく、エポキシ樹脂、錠剤、マリファナなど、幻覚を誘発する植物、昆虫などの素材を駆使したコラージュ作品で知られる。
※伝統的・支配的な文化に対抗する文化。1960年代〜70年代を中心に広がり、狭義にはヒッピー文化に代表される。
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フレッド・トマセッリ TOMASELLI, Fred
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略歴:
ここがミドコロ!:
日本語で"可愛い"と言う時、文字通りの愛らしい存在(例えば犬とじゃれあう敬宮愛子様やキティちゃん)だけを形容しているとは限らない。ハートを射抜くパワーを持つ事象を指していることは間違いないが、そこには、ミスマッチな空気感があったり、不気味なキャラクターだったり。トマセッリの作品も、触感的な装飾性に心奪われるが、整然と並んだ錠剤や、種子に毒性がある朝鮮アサガオなどで構成されているからこその美しさが潜む。この大麻はどこで手に入れたのだ! とか、無粋なことは考えてはいけないのだ。
主な受賞歴:
no data
主な展覧会歴:
1999年 個展「Ten-Year Survey」/パームビーチ・インスティテュート・オブ・アート(フロリダ)
2003年 森美術館開館記念グループ展「ハピネス」/森美術館(東京) 2004年 第72回ホイットニー・ビエンナーレ(ニューヨーク)
主な展示場所:
オルブライト=ノックス美術館(ニューヨーク)、ハーシュホーン博物館・彫刻の庭(ワシントンD.C.)、ベラルド・コレクション(リスボン)
text by Sachiko Fujiwara |
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この作家の最近のニュース:
2008.3.10
リヨン、ベルリン、リバプール、ホイットニーと国際ビエンナーレでは、もはや常連のトマセッリ。2008年11月にニューオーリンズで開催される新しいビエンナーレイベント、「プロスペクト1」にも招待されている。このイベントでは、ガーダ・アメール、蔡國強らの名前もあがっており、アメリカ最大級との呼び声も高いので要チェックだ。
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