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マッシモ・ヴィターリ VITALI, Massimo

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略歴:
1944年イタリア、コモ生まれ。
ロンドンのカレッジ・オブ・プリンティングで写真を学び、60年代に報道カメラマンとして活動。その後、映画撮影技師などを経て、90年代に現代写真家へと転向した。ディスコや遊園地、ゲレンデ、ビーチリゾートなどレジャー文化の現場を遠景でやや高い視点から撮影するスタイルで知られ、大判フィルムを用いることで細部までくっきりと高解像度で映し出す作品は、2メートル近い大型のものや、複数枚で構成されている。欧米の主要紙やNewsweekなどの雑誌のグラビアにも多数起用あり。現在イタリアのルッカ在住。

ここがミドコロ!:
深夜にオフィスで仕事をしている時、窓越しに隣のビルで自分同様にデスクに向かっている人々を見つけては、「遅くまで働いている人がたくさんいるなあ」と感心しつつ(自分もだが)、その人のキャラクターを想像したりする。マッシモ・ヴィターリの作品でビーチに集う人々の中にも、本当は様々な感情が交錯し、社会の矛盾も潜在しているのだが、砂浜では画一的な行動をとるほかない(同じ向きにただ寝そべるだけ)。ちなみに、同じ"群衆派"にはオリヴォ・バルビエーリやワルター・ニーデルマイヤーがおり、偶然にも3人ともイタリア人だ。

主な受賞歴:
1967年 ニエプス賞

主な展覧会歴:
2005年 個展「Massimo Vitali - Fotografien 1995 - 2005」/レントス美術館(オーストリア、リンツ)
2007年 グループ展「Acquisitions 2006」国立現代美術館(ソウル)
2008年 グループ展「アートは心のためにある:UBSアートコレクションより」/森美術館(東京)

詳しい展覧会歴はこちら


主な展示場所:
アーケン近代美術館(コペンハーゲン)、国立ソフィア王妃芸術センター(マドリッド)、グッゲンハイム美術館(ニューヨーク)

text by Sachiko Fujiwara
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