1954年アメリカ、ミシガン州デトロイト生まれ。
"モーターシティー"デトロイトのカトリック系労働者階級の家庭に生まれ、76年にミシガン大学を卒業。バンド「DESTROY ALL MONSTERS(モンスターを殺せ)」を結成した後、78年カリフォルニア芸術大学大学院を修了し、語りのパフォーマンスを開始。80年代末に、ぬいぐるみを使用した作品『Half a Man』シリーズで一気に注目を集める。同じくデトロイト出身のロック・バンド、SONIC YOUTHのアルバム「ダーティ(Dirty)」(92年)のジャケットに、作品『ああ!青春(Ahh...Youth!)』の一部分が採用され、その名が世界中に広まった。ドローイング、パフォーマンス、ビデオといった異なるメディアをミックスし、アメリカの中流階級が抱える不安や無垢、現代人の深層心理に潜む倒錯や幼児退行などを表現する。
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マイク・ケリー KELLEY, Mike
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略歴:
ここがミドコロ!:
SONIC YOUTHのアルバムジャケットによってマイク・ケリーを知った人も多いと思うが、あのオレンジ色の"編みぐるみ君"は、『ああ!青春(Ahh...Youth!)』という作品の一部で、本来の作品では異なる数体のぬいぐるみが証明写真のようなフレームに収まったものだ。その中に10代の頃のケリー自身の肖像写真もひっそりと並んでいる。ぬいぐるみと若い自分自身というモチーフからは、"ノスタルジック"とか"イノセント"といったワードが浮かび、このテイストは、2007年のミュンスター彫刻プロジェクトで制作した作品『Zoo(動物園)』にも見受けられる。これは、アメリカの田舎にありそうな家畜小屋の中に、聖書のロト記にも登場するような塩製の女性像があり、それを羊やヤギ、仔牛がペロペロとなめているというもの。キュートな外見とは裏腹に、儀式的なストーリーが見え隠れする。
主な受賞歴:
1997年 Skowhegan Medal for Mixed Media 2006年 Wolfgang Hahn Prize
主な展覧会歴:
1993年 個展「Mike Kelley: Catholic Tastes」/ホイットニー美術館
1997年 グループ展「A Lasting Legacy: Selections From The Lannan Foundation Gift」/ゲフィン・コンテンポラリー・アット・MOCA 2008年 横浜トリエンナーレ2008
主な展示場所:
アントワープ現代美術館、ルイジアナ近代美術館(コペンハーゲン)グッゲンハイム美術館(ニューヨーク)
text by Sachiko Fujiwara |
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2008年9月8日
横浜トリエンナーレ2008にマイク・ケリーの作品が出品されている。会場は、メイン会場となる新港ピア。
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