1944年フランス、パリ生まれ。
学校にほとんど通わず、12歳で退学し、独学で絵画を習得した。60年代後半には兄弟を使った実験映画を数本制作。ユダヤ人である彼は、戦争の悲劇を訴えており"生と死"や"記憶"をテーマにした作品を発表。主な作品は、死者の遺品を展示する『目録』や、肖像写真に電球をあて金属の箱で祭壇を作った『モニュメント』シリーズ、行方不明の子どもの肖像写真をつかった『この子らは両親を探している』、古着を大量に使ったインスタレーションなどがある。
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クリスチャン・ボルタンスキー BOLTANSKI, Christian
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略歴:
ここがミドコロ!:
廃校を利用したインスタレーション『夏の旅』(2003年)は、学校という場所につきまとう数々の怪談を思い起こさせる。そもそも怪談の背景には、戦後ベビーブームに伴って学校が建てられるにあたって、墓地が壊されたり移動されたりした経緯がある。一種の都市伝説とはいえ、ネガティブな記憶の古層という意味では類似性を無視できない。この作品が高齢者の多い新潟県十日町市に制作されたことで、"生への回顧"と"死への恐怖"が浮き彫りになったことも意義深い。
主な受賞歴:
1994年 アーヘン芸術賞受賞 2001年 カイザー・リング賞 2006年 高松宮殿下記念世界文化賞彫刻部門
主な展覧会歴:
1972年 ドクメンタ5
※ドクメンタ6、8にも参加 1988年 個展「暗闇のレッスン」/シカゴ現代美術館 ※ロサンゼルス、ニューヨークなどに巡回 2000年 第1回大地の芸術祭越後妻有アート・トリエンナーレ ※2003年、2006年にも参加
主な展示場所:
東京都現代美術館、原美術館(東京)、ビルバオ・グッゲンハイム美術館
text by Sachiko Fujiwara |
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この作家の最近のニュース:
2008.7.28
イギリス南西部のリゾート地、フォークストーンで初の開催となるアート・トリエンナーレにボルタンスキーが参加した。他には、トレイシー・エミン、ジェレミー・ディラー、タシタ・ディーンらが名を連ねている。ドーヴァー海峡を挟んだフランスとの対岸に位置する港町で、作家の多くはこの土地にインスピレーションを得たかもめの彫刻や海峡を映したフィルムを発表しているようだ。
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