1958年岩手県生まれ。
筑波大学在学中に大辻清司に写真を学び、81年に『等高線』シリーズを発表。84年に同大芸術研究科修士課程を修了後、石灰石鉱山や都市の無人の光景を捉えたカラー写真作品で評価を高める。作品集『ライム・ワークス』(96年シナジー幾何学)と個展「都市のマケット」(96年に東京のNWハウスで開催)によって第22回木村伊兵衛写真賞を受賞。国内外の個展開催やヴェネツィア・ビエンナーレ参加(2001年)などによって、日本を代表する写真家としての地位を確立した。主な作品集に『ライム・ワークス』、『アンダーグラウンド』(2000年メディアファクトリー)、『Naoya Hatakeyama』(2002年Hatje Cantz)、『Atmos』(2004年Nazraeli Press)など。
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畠山直哉 HATAKEYAMA, Naoya
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略歴:
ここがミドコロ!:
日本中の石灰石鉱山を撮影し続けている畠山直哉だが、95年からは発破作業そのものを至近距離から撮影した作品を発表している。発破作業は、技師が安全な場所に身を隠して爆薬のスイッチを入れるわけだが、撮影も同様で遠隔操作によって撮影された。これは動物写真の世界でも使われている撮影手法で、世界最高のカメラ技術があってはじめて成立する世界。技術革新が進むと、それだけアート表現の幅も広まる。テクノロジーとアートは常に二人三脚だ。
主な受賞歴:
1997年 第22回木村伊兵衛写真賞 2001年 第42回毎日芸術賞受賞 2003年 日本写真協会年度賞受賞
主な展覧会歴:
2001年 第49回ヴェネツィア・ビエンナーレ
2001年 畠山直哉、伊東豊雄「UNDER CONSTRUCTION」/AAスクール(ロンドン)、コロンビア大学建築ギャラリー 2007年 個展「Draftsman's Pencil」/神奈川県立近代美術館鎌倉館
主な展示場所:
東京国立近代美術館、国立国際美術館(大阪)、ヴィクトリア・アンド・アルバート美術館(ロンドン)
text by Sachiko Fujiwara |
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