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森山大道  MORIYAMA, Daido

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略歴:
1938年大阪府生まれ。
58年フリーの商業デザイナーとして事務所を設立する一方で、59年には写真家の岩宮武二に師事。その後、写真家6人(川田喜久治、佐藤明、丹野章、東松照明、奈良原一高、細江英公)によるセルフ・エージェンシーVIVOに参加するため上京する。VIVO解散後は細江英公の助手となり、64年にフリーの写真家として始動。荒々しい写真表現で60年~70年代の日本の写真界に一石を投じる。作品集は、初期の代表作『にっぽん劇場写真帖』(室町書房68年)、写真とは何かについてラディカルに突き詰めた『写真よさようなら』(写真評論社72年)、スランプからの再起となった『光と影』(冬樹社82年)、ハワイを独自の視点で捉えた『ハワイ』(月曜社2007年)、最新作『KAGERO & COLORS』(星雲社2008年)など。

ここがミドコロ!:
好きな写真家として森山大道の名を上げると、年配の方には「おぬし、できるな」という目で見てもらえるが、若者には「へえ」の一言で片付けられる。森山大道は60年代後半から常にカリスマ的存在として写真界に君臨しながらも、マスコミへの表立った登場を拒み続けていたため、その人物像はヴェールに包まれているのだ。森山に近づくためには、ドキュメンタリー作品『≒(ニア・イコール) 森山大道 』(2001年上映、藤井謙二郎監督)が必見。肌身離さず持ち歩いているコンパクトカメラは、一貫して路上から見える日常の断片を捉え、その力強い作品は見る人の感情を大きく揺さぶる。

主な受賞歴:
1967年 第11回日本写真批評家協会新人賞
2003年 第44回毎日芸術賞
2004年 ドイツ写真家協会賞

主な展覧会歴:
2003年 個展「光の狩人 森山大道1965--2003」/島根県立美術館
※川崎市民ミュージアム、北海道立釧路芸術館に巡回
2003年 個展「DAIDO MORIYAMA」/カルティエ現代美術館(パリ)
2008年 個展「レトロスペクティヴ 1965--2005+ハワイ」/東京都写真美術館

詳しい展覧会歴はこちら


主な展示場所:
ニューヨーク近代美術館、東京国立近代美術館、東京都写真美術館

text by Sachiko Fujiwara
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